暗号通貨の日足が確定するのは、日本時間の朝9時

暗号通貨の日足は、多くのチャートで日本時間の朝9時に閉じる。夜に見た形で入ると、確定した足がまったく別の形で終わっていることがある。区切りの時刻と、確定を待つ理由。

夜11時、ビットコインの日足を開く。価格は、前に一度上へ抜けた自分の線まで戻ってきている。この線の上で日足が終われば入る、と決めていた場面だ。いちばん右の足は、線の上で終わりそうに見える。そこで、ロング(値上がりで利益が出る買い)で入る。

翌朝9時にチャートを開くと、その足は確定していた。終値は線の下で、上には長いヒゲだけが残っていた。夜11時に見ていたのは、まだ途中の形だった。

日足は1日分の値動きを1本にまとめたローソク足で、確定とは、足が閉じて終値(その足の最後の価格)が決まることをいう。ヒゲは、足の太い部分からはみ出した細い線だ。

暗号通貨の1日は、日本時間の朝9時で区切られる

暗号通貨は24時間365日動くので、どこかの時刻で1日を区切る必要がある。多くの取引所とチャートは、世界の基準になる時刻(UTC)の0時で区切る。日本時間に直すと朝9時だ。ブートキャンプ第1章も、この多数派の区切りを前提にしている。区切りがほかの参加者とずれると、同じ日の高値・安値・終値が別の値段になるからだ。

つまり、日本時間の朝9時に始まった日足は、翌朝9時に閉じる。日本で暮らしていると、夜は1日の終わりに感じる。しかし夜11時は、その足が始まってから14時間後で、閉じるまでにまだ10時間ある。

区切りの時刻は、市場ごとに違う。暗号通貨でも、取引所によっては別の時刻で区切ることがある。使うチャートの区切りは、先に一度確かめておく。

終値で判定する足は、確定してから見る

ブートキャンプ第2章では、入るかどうかを、決めた足の終値で判定する。トリガー(入る合図として決めた出来事)が出たかどうかは、その足が閉じるまで分からない。確定する前の足は、高値も安値も終値も、まだ動いている途中の数字だ。

夜に線の上にあった足が、朝には線の下で閉じることは珍しくない。長い上ヒゲは、一度は線より上で動いていた価格が、閉じるまでに押し戻された跡だ。途中の形で入ると、押し戻される前の値段で入ることになる。

確定を待つあいだにできるのは、終値が線のどちら側で決まったら次に何を見るかを、先に書いておくことだ。日足が閉じる時刻は、時間帯ごとの注文の多さと並べて、[早見表「時間帯と板の厚み」(プロプラン)](/sheets/hours)でも確かめられる。

夜11時に線の上にある日足は、まだ判定に使えない。入るかどうかは、朝9時に終値が決まってから決める。


※ この記事は情報提供および学習を目的としたもので、投資助言・勧誘ではありません。取引の判断はご自身の責任でお願いします。

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