休む日は、相場を見ていないときに決める
「疲れたら休む」がいちばん必要な日にかぎって働かない理由と、休む日を相場の外側で、何をしない日かまで書いて決めておくやり方。
「今日は休もう」と決めた日ほど、なぜかチャートを開いている。開けば必ず何かが動いていて、そのうちの一つは「これを見送るのは惜しい」と思える形に見えてくる。休むと決めたのは自分で、それを取り消したのも自分だから、誰も止めない。
休めないのは意志が弱いからではない。休むかどうかを、相場を見ながら決めているからだ。
疲れているかどうかを、疲れている本人が判断している
判断が鈍った日に、鈍っているかどうかを判定するのも同じ頭だ。だから「疲れたら休む」という決め方は、いちばん必要な日にかぎって働かない。負けが続いた直後も、逆に続けて当たった直後も、頭は「今日は行ける」と言う。
そのうえ、画面の側の条件が休む方向に傾くことはない。動いていない日は「動くまで待とう」と思って閉じない。動いている日は、もっと閉じない。見ながら決めるかぎり、休みはいつも後回しになる。
予定に書けるのは、その日に何をしないかだけ
だから、休む日は相場の外側で決める。決めるのはチャートを見ていない時間、できれば持っているポジションが無いか、注文を置き終えて手が離れているときがいい。
ただし「休む」とだけ書いても足りない。休むという言葉は、当日の自分がいくらでも解釈を変えられる。「見るだけなら休みのうち」「一回だけなら休みのうち」と、その日の自分は必ず言う。だから、書くのは動作にする。たとえば「この日は新しく入らない」。すでに持っている分をどう扱うか(損切りと利確の注文はそのまま置いておくのか、外すのか)まで書いておけば、当日に考える余地がそのぶん減る。
休みの中身も、先に一つ選んでおく。チャートを見ない日にするのか、見てもいいが新しくは入らない日にするのか。どちらでも構わないが、当日に選ぼうとすると、そのときの相場の形が選んでしまう。
書く場所は、あとで自分が必ず見返す場所にする。会員ページのジャーナル(自分のトレードを記録しておく画面)でも、紙の手帳でもいい。大事なのは、決めたときの自分と当日の自分が別人だと分かる形で、外に残っていることだ。
そして、決めた日が来たら、その日の相場がどう動いたかで良し悪しを採点しない。休んだ日に大きく動いたかどうかは、休むと決めた判断とは別の話だ。そこを結びつけると、次から休みを書かなくなる。
今日チャートを閉じたら、次に休む日を日付で決めて、その日に何をしないかまで一緒に書いておく。
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