慣れてきた頃に、確認が1つずつ省かれていく

プランを書いてから入っていたのに、トリガー、無効化と1つずつ欄が空いていく。勝っている間は気づかない抜けを、手順の側で止める方法。

トレードを始めて最初の数週間は、入る前にトレードプランの5項目を毎回すべて埋めていた。1か月ほどたつと、トリガーの欄を空けたまま入る日が出てくる。次は無効化の値段も書かずに、頭の中だけで済ませるようになる。さらに1か月後に記録を見返すと、損切りの理由を説明できないトレードが増えている。

5項目は、どちらの向きを狙うかのバイアス、どこで待つかのレベル、何を見たら入るかのトリガー、どこで想定が崩れたと判断するかの無効化、どこで利益を取って出るかのターゲットだ。どの欄も、ある日まとめて消えたわけではない。1つ省いても何も起きなかったので、次の1つも省いた。

省いた項目は、勝っている間は気づかれない

トリガーを書かずに入っても、価格が思った方向へ動けば、トレードは利確で終わる。勝ったトレードは、たいてい見返さない。だから、トリガーが決まっていなかったことは表に出ない。無効化を頭の中に置いただけのトレードも、損切りまで行かなければ、その値段が本当に決まっていたかを確かめる場面が来ない。

抜けた手順は、負けた日にまとめて表に出る。損切りになったあとで記録を書こうとして、どこで崩れたと判断したのか、なぜその値段だったのかを書けないことに気づく。見返してみると、同じ抜け方をしたトレードは、勝ったトレードの中にも何本も混ざっている。

省けない形にしておく

注意し続けるのは難しいので、手順の側で止める。5項目を書き切ってから入り、空欄が1つでもあれば入らない。これを、注文を出す前の最後の確認にしておく。

会員サイトのジャーナルにプランを先に置いておくと、プランに付けた期限までに同じ銘柄・同じ方向で入ったトレードが、そのプランに結びつく。決済のあとには、入る前に書いたプランと実際のトレードが並んで残るので、どの欄を守り、どの欄を省いたかを比べられる。プランの無いトレードには、比べるものが残らない。

5項目の順番と中身はブートキャンプ第9章で扱っていて、[早見表「トレードプランの5項目」(プロプラン)](/sheets/plan)では1項目ずつ確かめられる。

最初の数週間の記録と、いまの記録を並べると、どの欄から空き始めたかが分かる。


※ この記事は情報提供および学習を目的としたもので、投資助言・勧誘ではありません。取引の判断はご自身の責任でお願いします。

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