上場したばかりの銘柄には、まだ引ける線が少ない

上場したばかりの銘柄は、日足が数本で週足と月足がまだ無い。線は過去の値動きから引くので、プランのレベルとバイアスの欄が埋まらない。その理由と、最初に数えるもの。

数日前に取引所で売買が始まったばかりの銘柄が、ニュースの見出しになる。見出しが出てから数時間で、価格は大きく動いている。チャートを開いて日足にすると、足は数本しかない。週足と月足は、期間が終わって終値が決まった足が、まだ1本もない。

日足は1本が1日、週足は1週間、月足は1か月の値動きを表すローソク足だ。先に別の取引所で売買されていた銘柄なら、そちらのチャートに長い過去が残っていることもある。ここで扱うのは、どこで開いても過去が短い場合だ。

線は過去の値動きから引くので、過去が短いと引けない

ブートキャンプ第2章では、水平線を、過去に価格が向きを変えた境目の終値に引く。上げから下げに転じた境目がレジスタンス、下げから上げに転じた境目がサポートになる。向きを変えた回数が少なければ、引ける線もそれだけ少ない。

しかも線は、月足→週足→日足の順に、上の足から引いていく。上の足が無いと、この順番の最初の2段が抜けて、どの線を重く見るかを決められない。1時間足や5分足なら足の本数はあるが、上の足の線が無いことは変わらない。線の引き方と格付けの順番は、[早見表「水平線の引き方と格付け」(プロプラン)](/sheets/levels)で上の足から追える。

埋まらないのは、レベルとバイアスの欄

ブートキャンプ第9章では、入る前にトレードプランを書き、空欄が1つでもあれば入らない。上場したばかりの銘柄で埋まらないのは、そのうち2つの欄だ。

1つは、価格の反応を待つ値段を書くレベルの欄だ。引いた線の中から選んで書くが、選ぶ材料がまだ画面に無い。もう1つは、狙う向きを書くバイアスの欄だ。バイアスは、週足の高値と安値が切り上がっているか、切り下がっているかで決める。確定した週足が無ければ並びも読めないので、ここも空いたままになる。

見出しの勢いは、入る場所の代わりにならない。大きく動いていることからは、どこで入り、どこで想定が崩れたと判断するかが出てこない。

これは銘柄の良し悪しの話ではない。自分の手順で判断する材料が、まだ画面にそろっていないというだけだ。日足が増え、週足が確定していけば、引ける線も増えていく。

新しい銘柄が見出しになった日は、月足・週足・日足がそれぞれ何本あるかを数える。週足が1本も確定していなければ、その日のプランはバイアスの欄で止まる。


※ この記事は情報提供および学習を目的としたもので、投資助言・勧誘ではありません。取引の判断はご自身の責任でお願いします。

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