知らない言葉のまま入ったトレードは、あとで振り返れない
SNSで見た言葉のまま入ると、損切りになったあと、自分がどの条件で入ったのかを書けない。言葉を入る条件に変える手順と、用語集をその場で引く使い方。
タイムラインに「SFP確定」「流動性を取りに行った」という投稿が流れてくる。チャートを開くと、直近の安値の下に長いヒゲが出ている。分かった気になって入り、数時間後に損切りになる。記録を書こうとして、手が止まる。どの条件で入ったのかを、1行で書けない。「SFPだったから」と書きかけて、SFPがどういう形なのかを自分の言葉で言えないことに気づく。
説明できない言葉は、入る条件として書けない
プランは言葉で書く。どこで入り、どこで損切りするかを、トレードの前に書いておく計画だ。言葉があいまいなら、入る合図として決めておく出来事(トリガー)もあいまいなままになる。
SFPは、高値・安値をヒゲで抜き、同じ足の終値で内側へ戻る型で、ブートキャンプ第3章で扱う。ヒゲは、ローソク足の始値と終値の外にはみ出した細い線をいう。ここまで言えれば、見るものが決まる。どの時間足のローソク足が、どの安値を下に抜いたのか。その足が閉じたときの終値は、安値より上にあったのか。合否はその終値で決まり、ヒゲの長さは問わない。
「流動性を取りに行った」は、そうはいかない。流動性は、その価格の近くにたまっている注文の量のことで、講座でも扱う考え方だ。ただ、この1文は動いたあとの説明で、どの足の何を見たら入るのかまでは決まらない。決まらないまま入ると、記録には「なんとなく」としか書けない。負けたとき、型が外れたのか、そもそも型ではなかったのかを、あとから分けられない。
用語集は、出会ったその場で引く
知らない言葉は、[用語集](/glossary)で引ける。会員サイトで読むブートキャンプや記事の本文、早見表では、用語集にある語に点線が付き、触れるとその場で説明が出る。
上げと下げで呼び名が変わる語は、対の語もいっしょに見る。押し目(上昇の途中の一時的な下げ)を引いたら、戻り(下降の途中の一時的な上げ)も見る。片方だけ覚えると、逆向きの場面で同じ形に気づけない。
引いた定義は、自分の言葉に直してプランに書いておく。SFPなら、合否の見方が[早見表「SFP・フェイクアウト」(プロプラン)](/sheets/traps)に載っている。
タイムラインで知らない言葉に出会ったら、チャートより先に用語集を開く。
※ この記事は情報提供および学習を目的としたもので、投資助言・勧誘ではありません。取引の判断はご自身の責任でお願いします。
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