連敗の直後に入ったトレードを、ジャーナルで並べて見る
連敗のあと「次こそ」と入ったトレードの証拠金が、ふだんの倍近かった。上げた覚えのないサイズを、ジャーナルの記録で並べて確かめる手順。
3回続けて損切りになった夜、4回目は「次こそ」と思って入った。翌日に記録を見返すと、その4回目の証拠金は、ふだんの倍近かった(数字は例)。本人には、ポジションのサイズを上げた覚えがない。
証拠金は、ポジションを持つために預けた資金のことだ。連敗のあとは、次のトレードに「取り返したい」が混ざりやすい。そのとき、いつもどおりのつもりで、注文画面にふだんより大きい数量を打っていることがある。覚えていないのは、決めて上げたのではないからだ。
連敗のあとのサイズは、記憶より記録のほうが正確
会員サイトのジャーナルは、取引所とつないでいれば、トレードを1件ずつ残す。入った時刻と決済した時刻、エントリー価格、数量、レバレッジ、損益などだ。レバレッジは証拠金の何倍の大きさのポジションを持つかの倍率で、証拠金はエントリー価格×数量をレバレッジで割った額になる。記憶が「いつもどおりだった」と言っても、記録は打った数字をそのまま持っている。
記録がたまってくると、ジャーナルの「傾向」に、連敗のあとに入ったトレードの証拠金がふだんの何倍だったかが出ることがある。出ていなくても、自分で並べれば同じことを確かめられる。
ただし、証拠金が大きいことだけでは、サイズを上げたとは言い切れない。同じ数量でも、レバレッジを低くすれば証拠金は大きくなる。また講座はポジションサイズを損切りまでの距離から逆算するので、損切りが近いトレードほど数量が大きくなる。だから、そのトレードが損切りになったら失う額も横に置く。失う額は、エントリー価格と損切りの値段の差に数量を掛けた額だ。損切りの値段が記録に無ければ、取引所の注文履歴で、そのとき置いていた値段を確かめる。失う額までふだんより大きければ、それがサイズを上げたということだ。逆算の式は[早見表「ポジションサイズ」(プロプラン)](/sheets/sizing)にある。
講座が決めている連敗時の手順と、照らし合わせる
ブートキャンプ第10章は、連敗したときの手順を、負けが続く前の落ち着いているときに決めておく形を取っている。手順にはいくつかの段階があるが、どの段階でも変わらないのが、連敗中にサイズを上げないことだ。
照らし合わせ方は単純だ。損切りが続いた日のトレードを時刻の順に並べ、連敗のあとに入ったものの横に、失う額がふだんより大きかったか、同じか、小さかったかを書く。大きかったものが、手順から外れた1件になる。その1件は、直前の損切りが決済された時刻と、入った時刻の間隔も見ておく。間を置かずに入っていたなら、手順を確かめないまま入っていたことが、時刻からも分かる。
見つけた1件は、次の連敗が来る前に読み返せる場所に置いておく。
※ この記事は情報提供および学習を目的としたもので、投資助言・勧誘ではありません。取引の判断はご自身の責任でお願いします。
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